2001年12月1日

ブリスベン1日目 懐かしのブリスベンへ

まだまだバスの中
夜が明けて今はどの辺だろうか。1号線を南下するこのバスは、海岸沿いの村や町に寄るために頻繁に東の支線に入る。
前回のバスはほとんどハイウェイを走っていたが、所要時間5時間余りの差はこのためだ。
季節がら乗り降りする人達の服装はティーシャツやタンクトップにショート・パンツ。勿論我々もご同様だが。中には水着に近い女性もいる。
昼前、Hervey Bay の街に寄る。帰りに Fraser Island に渡るなら、ここで2泊くらいすることになるのだが……と思いながら車窓から街の様子を観察する。
Laura は、Sunshine Coast の Noosa で下車した。南イングランドからワーホリできている彼女は、あと2ヶ月くらい仕事を続けてから国へ帰るのだそうだ。

ブリスベン到着
定刻少し前、16時ごろようやくブリスベンのトランジット・センターに到着した。
タクシーで Kangaroo Point の宿へ向かう。Kangaroo Point は Brisbane River を挟んで City の東側にある地域で、モーテルやホリデー・フラットが多いところ。今回の我々の宿 Paramount Motel もその一つで、川越しにシティのスカイ・ラインを一望できるビュー・ポイント City Lookout から5、6分の距離にある。

部屋にはダブル・ベッドとシングル・ベッドが入っており、トイレ、シャワー・ルーム、キッチン付きで、鍋、食器類なども一応揃っている。
名前はモーテルだが、いわゆる「サービス・アパートメント Serviced Apartment 」なのだ。
ここをとりあえず2週間予約しているが、部屋も広く快適な生活ができそうだ。


空から見た Kangaroo Point
左下にもう少し行くと Paramount Motel がある

早速飲んだXXXX
旅装を解きしばらくすると、早くも日が暮れて暗くなってきた。
ブリスベンはクイーンズランド州の(当然オーストラリア大陸の)一番東側に位置しているため、州の標準時でも日の出・日の入りが早い。夏の季節、朝4時半には日が昇ってきて、夕方6時を過ぎると暗くなってくる。
日の暮れた Lookout まで散歩をし City の夜景を眺める。
宿の1ブロック隣りには Subway のコンビニがあり、とりあえずの今日の夕食はここで調達した。
向かいの Pineapple Hotel 併設のバーに寄り、早速 XXXX GOLD を注文する。このライト・ビールは水代わりのようなもので、いつの間にか二人とも3杯ずつ飲んでしまっていた。しかし1杯2.1ドル(140円くらい)だから安い。
今日の夕食はソーメン。日本から持参したソーメンを茹でて、これも日本から持参しただし入りの醤油を使ってつゆを作った。家内が散歩に出る前に作って冷蔵庫で冷やしてくれていた。うまい!
やはり長期の滞在となると、たまにはこんな食事が欲しくなる。ケアンズの税関吏さん、ありがとう。


Story Bridge の近くまで行くと、こんな素晴らしい夜景が見られる

Paramount Motel はコンドミニアム?
部屋のドアの内側に、
「このユニットは売りに出されています。お問い合わせはシドニー在住の○○○まで」
という札が貼ってある。
とうことは、このモーテルは部屋ごとに所有者がいて、自分の使わない時はモーテルとして客を泊め運用益を還元する、いわゆる「コンドミニアム方式」のマンションのようなものなのかも知れない。
レセプションにいて、部屋の掃除もリネンの取り替えもすべてやってくれているのは、管理人さん?
その管理人の John & Marguerite は、どちらも60歳は超えていると思うが、大変気さくないいご夫婦だ。


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